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大覚寺①

平安時代、嵯峨天皇の離宮(別荘)として建立され、

その後 寺となった、由緒ある大覚寺。(京都)


談山(たんざん)神社の宮司さんの呼びかけで、

40名集まった人々の中に、私もいた。


真言宗大本山、生花「嵯峨御流」総司所、

その頂点に立つ大僧正は、徳島出身の方で、

6月いっぱいで退任されるので

今のうちにぜひお目にかかっておこうと、

話が持ち上がったとのことだった。




大覚寺は門跡(もんぜき)寺院。

門跡とは、天皇または皇族が

代々住職を勤めてきた寺のことだ、と説明があった。

(有栖川宮様まで続いた)



下泉恵尚門跡様は、85歳。

仙人のような風貌におだやかな笑みを浮かべ、

時折、徳島弁を使われる。



少し前なら、御簾を通してしか

お話を拝聴出来なかったのではないかと思うと、

生き仏様を拝むような気分になった。



40人の中の主要人物が、御門跡のおそば近くへ行って、

郷里の話など楽しんでおられた。



私は末席に座ったので、その様子を余裕をもって眺め、

前に置かれたお茶に手を伸ばそうとした時

「澁谷さん、呼んでくれてるよ」

「名刺、名刺」

「ちゃんと歩いて行ってや」


近くにいた先輩達が、口々に小声で言ってくれる。

私の名をあげてくれたのも、上座にいた先輩だった。



慌ててバッグから名刺を出そうとしたら、

なぜか5千円札がポロッと出たりする。

“ああ、もうっ!”

足はピノキオみたいになっているが、

何とか畳のヘリを踏まないように、

御門跡の前まで進むことができた。


つづく

(玉麗)

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