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余裕を描く

遊びで描いたのじゃないかと思われるようでありながら、
実は裏で血の滲むような努力をしている。

技術が見える段階ではまだダメで、
無心になれた時 初めて天に通じるのだと思う。




(記憶はすぐ薄れてゆくので)
要約すればこんなことではなかっただろうか。

日曜美術館で語っていた、坂東玉三郎の言葉だ。


さすが当代一と言われる人は、ご本人にも当てはまることだろうから、
絵に対する言葉にも実感がある。



自分に置き換えて噛みしめると、
血が滲むほどには筆を持っていないと思うが、
確かに努力という字は、常に側にある。

まだまだ “遊び” が出てこないから
その努力も年月も足りないのだろうけれど。



さて、酒井抱一(さかい ほういつ)の時代ならともかく、
今は絵を描くための下準備が、格段に進歩した。

現地・現物、いわゆるモデルを紙に写し取る作業は、
ラフスケッチでなくても写真で十分。

拡大・縮小もコピー機がやってくれる。

つまりその分、筆を持てということだ。


構図は理性、色彩は感性と、上記の番組で言っていたが、
まさにその通りで、
私たちが描く絵(水墨画の場合特に)は、
構図が重要視されるとなると、その研究にも勤しまねばならない。

先人達の一級の作品に触れることだ。

そのコピーがあれば切り取っておいて、
作品づくりの参考にすればいい。

名品が並ぶ展覧会へ行けば、
図録を手に入れて繰り返し見る。
これも構図研究のひとつとなる。



遊びのある絵。
到達するまでの道のりはまだ長そうだが、
時々楽しく描ける時がある。(ほとんどは四苦八苦です)

その時に限り、きっとちょっとだけ
近づいているのだろう。


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  • Author:玉麗
  • 大阪在住の水墨画家。
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