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小芋の話から

続編です。

おみやげ物店の軒先に、小芋が置いてあった。
「ア、新芋やねェ、おいしそう」と声をかけると、
「さっき届いたモノです」と。

きっと昔は、近くの農家が
「今朝掘った」と売りに来たのだろう。
けれども今は、そんな訳はない。
流通の仕組みはよくわからない私でも、
その程度のことは察しがつく。

小芋農家は仲買人に売り、
仲買人は大量に仕入れたものを、各小売店へ送る。
昔のように少しずつ掘った芋を、毎朝少しずつ届けるような
非効率的な作業は、今の時代に会わないのだ。


かくして私達消費者は、新鮮な品々からだんだん遠ざけられる。
流通が良くなり、遠くのものもすぐ手に入り、
スーパーへ行くだけであらゆるものを求めることが
出来るようになった。

しかしそれはドンドン動いている時の話で、
大量に安く仕入れ、スーパーの貯蔵庫に山と積まれたモノが
少しずつ残っていったら・・・。

消費者は古くなった品をナントカセールで
買うハメになる。


大量生産、大量消費の時代が少しずつ崩れてきている気がする。
個人の好みが多様化し、品質に対してもウルサく言う。
地産地消が各地で認知されるようにもなった。


それでもなお、街の中では
古くなったきゅうりを平気で店頭に出す。
古くなったものを新しいように見せかけて。

古いと見抜けず購入してホゾを噛む私のようなヒトが、
もうあの店のきゅうりは買わないと決めたら、
一体どうなるンだろう。


ところで、
くだんの小芋は、ねっとりとしておいしかったですヨ。



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  • Author:玉麗
  • 大阪在住の水墨画家。
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