
突然目の前にあらわれた、黒く大きなアゲハチョウ。
驚きました!
クロちゃんです!!
クロちゃんとは・・・?
さかのぼること、今年の6月下旬ごろ。
千里の教室がおわって、
私は茨木の山の方にある行きつけの園芸屋さんへ、
柑橘類の苗木を調達に行きました。
3本ほど購入したレモンの木のうち、
1本の木にグリンになる前の黒虫がついていました。
いつものごとく、「この子もつれて帰ります」。
茨木生まれの黒虫は、はるばる大阪のど真ん中へやってきました。
その時は、我が家で育てているナミアゲハだと思っていたのですが、
脱皮して、グリンになったその子は家の子とどうもすこし違うようです。
調べてみると、クロアゲハだと判明しました。
そして、隔離して大事に育て、7月下旬立派に羽化し、
飛び立っていったのです。
以前母がブログにも書いていた通り、
チョウの寿命というものがよくわかりません。
ナミアゲハはしょっちゅう家のまわりで見かけますが、
クロちゃんはそれっきり。
都会に連れて来てしまったけれど、元気にしているかなあと
ふと思い出すこともありました。
それが・・・
元気な姿を見せに、帰省してくれるとは!
この感動はことばではうまく言えないほどです。
その日、クロちゃんはベランダの花でミツを吸い、
柑橘類の木に止まったり、私のそばまで来たりして
かなり長い間滞在してくれました。
そして、悠々とハネを広げ、
あの時と同じように飛んでいったのです。
クロちゃん・・・
しかし、本当に我が家で育てたクロアゲハだろうか?
都会では目にすることのない種類のアゲハです。
たぶんそうだろうけれど、記憶違いかもしれないと、
あわてて確認しました。

間違いありません。
大きさも、ハネの模様も まったく同じ。
黒いビロード、気品のある姿は、
まぎれもなく我が家のクロちゃんでした。
あれから2ヶ月、元気な姿で会いに来てくれて
ありがとう!
※番外編についての説明は、コチラをご覧下さい→「ご挨拶(番外編・・・玉麗お休み)」
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