三寒四温を繰り返しつつ、春がやってくる。
寒いのか暖かいのかよく解らないような今日、
ロイヤルホテルギャラリーへ行ってきた。
娘の知人の展覧会(社中展)で、
入るなり、斉藤南北氏流の椿が目に入った。
後で聞くと、やはり南北氏の弟子に学んだとのこと。
なるほど、どれも氏の流れが色濃く現れた画題であり、
筆法であった。
私は、山田玉雲先生の直弟子で、東京まで薫陶を受けに通ったが、
先生亡き後、師には付かず今では玉麗流儀になりつつある。
とはいえ、玉雲先生の絵が好きで入門したのだから、
私の絵には先生の画風が伝わっていると思いたい。
それだけではない。
絵の品格、精神性などをも追随したいと、
常に考えている。
他の人の作品、他のグループの作品展を見ることは、
今の私、現在の玉麗会、さらに未来の私たちを考える上で
とても参考になる。
明日から、弥生3月。
けれども、又少し寒くなるようだ。
インフルエンザは終息したのだろうか。
気温差の激しいこの頃、
さらに風邪への対策を怠ってはならない。