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徳島へ (円光寺の絵と再会)

お墓参りは初日に済ませたが、2日目は忙しい。


昼食は、友人達を呼んで焼肉パーティをしてくれるとKさんが言ってくれる。
宿泊した邸のリビングには、10人がけの大きなテーブルがあり、
そこに専門店並のバーベキュー装置が付いている。
それゆえ豪快に肉を焼いても、煙は充満しなかった。


天井は高く、山小屋風の三角窓が開いている。
冬は寒くないように、夏は暑くないように、
エアコンとファンヒーターが温度調整している。


この快適・モダンな住宅は、24年前に建設され、
設計料は破格(高い)であったそうな。
大阪で、持ち味の人なつっこさとバイタリティーで
功成り名を遂げた持ち主だからこそ、出来たことだろう。


しかしそれを、泊まりたいという人に無償で提供し、
一緒に帰郷した人達にはパーティを催して歓待することまでは、
凡人には出来ることではない。


朝は一番に起きて、客人のためにごはんを炊き、味噌汁を作る。
皆が帰ったあとは、シーツや枕カバーを洗ってから
帰阪の途につくという。


多くの“社長”と呼ばれている人達の何人が、
そのような心遣いが出来るだろうか。


キッチンにのれんが掛かっていて、
“笑って おはよう”と別染めで書かれていた。
オーナー氏の心が伝わってくる思いがした。


昼食を終えてみんなで円光寺へ向かった。
3年前拝観ツアーを催し、大型バス2台で行った時は、
大勢の人達でワイワイガヤガヤだったため、
天井画や襖絵になった自分の作品を、ゆっくり見るヒマがなかった。


今回それらと対峙して、つくづく思った。
このヒョロイ体で、よくぞマアこんな大作を創ったものだ、と。


描いている途中も何度か寝込んだが、
終ったあと1年間は、体調が元に戻らなかった。
しかしそれでも、何とか描き上げたのは、
やはり、世に言う“神懸り”の状態であったのだろうか。
寺だから、“仏の御加護”と表現すべきかもしれない。

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玉麗

  • Author:玉麗
  • 大阪在住の水墨画家。
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