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樹々のにおい

グワーン、グワーン、チョン、チョン、チョン、
機械音とハサミの音。

造園業者の剪定が始まり、
切られた樹が発する緑のにおいが、風にのって届いてくる。

今日の気温は25度くらいだろうか。
2、3日の間に10度以上も下ってしまった。

一体どうなっているンだろうと思いつつも、
初秋の爽やかさを胸一杯吸い込む。


朝から花屋へ行って、キバナコスモスを買ってきた。
ベランダはブーゲンビリアが8コ並び、各々に花ざかり。

花色はマゼンタ(ピンク)なので、
黄と濃黄の花達は、左の方に寄せて置くことにした。

檸檬が6個実をつけている。
大きいのは径5センチにもなっている。

よく見ると、昨夜の雨を避けるように、
アゲハの子が2匹、大きな葉の裏側にくっついていた。

黒虫からグリンに変化するちょっと前くらい。
ハチをまわしてみると、実にしがみついている子がいた。
合計3。
いつの間に!!

ちょっと前の虫2匹は、雨の日の翌日どこかへ行ってしまって、
それ以来、アゲハの子達を見ることはなかった。
檸檬の木に卵を産みつけたのも初めてだ。

こんなに急激に涼しくなって、
この子達は生きてゆけるのか、ちゃんとチョウチョになれるのか、
そんなことを思っていると、手がすべり葉が大きく揺れた。

とたんに、虫の頭からニュッと黄色いツノが出た。
ハハハ、元気だネ!
これなら大丈夫。

まだまだこんな涼しい日が続く訳はないから、
この子達はギリギリのところで羽化し、
産卵して、命を来春へと引き継ぐことだろう。


ところで、かの龍はやって来たのだろうか。
雷鳴轟かず、稲妻も走らなかったが・・・

しかし雨は大量に降り、大地は潤った。
庭から届けられるこの香しい匂いは、
雨水を得て、樹々が生き生きと甦った証しだろう。


プロフィール

玉麗

  • Author:玉麗
  • 大阪在住の水墨画家。
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