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花に思うこと

今年もまた佐保の椿山から、暮れに迎春花が届けられた。
椿・梅・松・蝋梅・雪柳など。
山の寒い所で凍えてきた花達は、マンションの暖かさにびっくりして、
一斉に咲き出した。

椿が艶やかに、蝋梅が香り高く、ちょっと遅れて梅が凛と。
音をたてるがごとく、ほころぶ。
千両役者に似て、真っ赤に色づいた千両がその存在を際立たせている。
どれも皆、正月を飾るにふさわしい花々だ。

ふと、父がお正月用に床の間に花を飾っていたのを思い出した。
いなかのことゆえ、花屋がある訳ではない。
庭の水仙や、山から採ってきた松や南天を挿すだけだが、
毎年決まって正月にだけ花を活ける父に、
神秘を感じていたのは確かだ。

今日、娘がこんなことを言った。

何を尋ねてもそれなりの答えを教えてくれる母と、
ちょっとヒントを与え、あとは考えろと言う父の話。

前者は、私のことで、
新聞に書いてあったとか、本で読んだ知識だと言いながらも、
答えてくれる母を子供心に見上げていたと言う。

しかし、娘の友人の父はもっと偉かった。
自分で調べたり、考えたりする訓練を、息子に教え込んだのだ。

母が娘に伝えること、
息子に父たる人が教示すること、
それは、教えられた子供達が大きくなって、初めて実を結ぶ。

親の後姿を見て子は育つ、という言葉は、
古今東西変わらぬものだと思っている。

マジメなお正月です。


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玉麗

  • Author:玉麗
  • 大阪在住の水墨画家。
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