親子展まであと8ヶ月あるが、
残りの1ヶ月は額装に出すので、正味7ヶ月。
制作状況はまずまずといったところ。
今日完成した「み」年の絵は、超シンプルな美人画。
それだけに、構図を3枚描きなおし、描き方を2度変え、
本画にいたるまでに計7枚反古にした。
こんなことは滅多にない。
迷いのない線だけでキメることにした。
最初はボブヘアーの女の子の二の腕に、コブラのタトゥーを施した。
しかし、何か気に入らない。
娘から提案があった。「装飾品にしたら?」
ア、ソレいいねェ。
ということで、金色のコブラが誕生。とても気に入っている。
作品を入れる箱に入れては出し…を繰り返し、悦に入っている。
「み」をもう1枚描くつもり。
次は「うし」で、下図は出来上がっている。
「えと12」というタイトルなので、私は各々2枚ずつ、娘は1枚ずつ合計36枚。
それに「花」を何枚か添える予定。
「ね」から順番に描いている訳ではなく、思いついたものを素描し、
アイデアを練って創ってゆく。
だから数でいえば、完成したえとはまだ5枚しかない。
花は10枚ほど。
月3枚のペースで、計算通り進行すれば何とか間に合うことになってはいるが…。
さて、永遠の妖精オードリー・ヘップバーン。
今もって憧れの人だ。
オードリーは、もともと顔のつくりがはっきりしている上、
当時の化粧法は、さらにくっきりと目や眉を描く。
モノクロの水墨画にピッタリのヒトだ。
彼女は日本流にいえば「み」年の生まれ。
もう1枚の絵はこれで決まった。
ところで、大好きな「ローマの休日」にするか、「麗しのサブリナ」にしようか、
それとも「ティファニーで朝食を」?
目下楽しい思案中ではある。