シソの種を蒔いたら、たくさんの芽が出て、
近所に「もらってくれる?」と配った。
わが家の苗はスクスク育ち、たくさんの収穫がある。
ところがもらってくれた方々は、最初は順調だったけど、
この頃葉がゴワゴワしていて、柔らかくないという。
自分ンチに、良い苗だけを残した訳ではアリマセン。
そこでよく考えてみると、どこのおうちも南側でよく陽が当たる。
わが家は、朝はよく陽が当たるが、
きゅうりがあるため、10時頃からは木漏れ陽程度。
どうやら、シソにはこの環境が良かったようだ。
さてきゅうり。
2本の苗で、今までに5本収穫した。
が、パタッと生らなくなって半月近くなる。
先日イスに上がってよくよく見たら、
(なにしろ、ベランダの天井に届き、次は下に垂れて、又上に向かっている)
ナント、ナント、10本もきゅうりがイタ。
葉に隠れて、もう10センチ近くまで大きくなっているのもある。
「ヒャーッ」と又しても素っ頓狂な声を出したら、
風太と娘が「何事?」と顔を出す。
「見て!見て!」「ヘーッ スゴイねェ」
トマトの葉は次々と枯れてゆく。
しかし30個ほど生っている実は、少しずつ色づき、
真っ赤になると、皮は硬いがとてもおいしい。
飼うとヤゴでも慣れるらしく、近くに行くと大きな目をクリッと動かし、
エサを欲しそうにする。
1日おきぐらいに与えているのは、
もっぱら、近所の方にもらっているザワザワ虫?(娘が命名)。
アオムシはおいしいだろうけれど、そうそう手に入るものではない。
ザワザワ虫をを提供してくれるTさんに、
ヤゴが大きくなったことを報告すると、
「トンボになって旅立つときは、Tさんにも挨拶を忘れんようにって
言い聞かせておいて」
と伝言があった。