わが家の物干しは、南側のベランダにある。
リビングから見える位置には、洗濯物を干したくない。物置も然り。
となると、どうしても物置の扉の前に物干しの支柱があって、
開閉のたび、邪魔になる。
ウーン、なんとかせねば…とずっと考えていたが、
やっと実行となった。
それも夕食のあと、6時半頃に。
物置の後ろに支柱をと考えたのはよかったが…
大声で呼ばれた娘がベランダに出てみると、
母は1.3メートルの高さはある物置の上にいた。
「ちょっとっ!落ちたらどうすンの!!」
いや、母とて意志を持ってこんな所に座っている訳ではなく。
支柱を何とかしようと四苦八苦しているうちに、
いかんせんこういう仕儀になり候…。
なんて、どこかの坊さんの真似をしている場合じゃない。
それから、針金!ペンチ!ヒモ!と矢継ぎ早に指示を飛ばし、
(何しろ私は動けない)
何とか竿を固定することに成功。
ところが、3本の竿の間は各々20センチちょっとしかない。
私の体はその間にスッポリ入って、アレッ??
「細いんだから出られます!頭デッカチじゃないンだし」
そうですネ。
ン?下りようとしたら、娘が用意したイスに足が届かない。
ヒェーッ と思った途端、娘がしっかり支えてくれて
無事床面に下りることが出来ました。
ああ、コワかった。