長居展が近づいている。
今年で7年目になる。
あれだけの会場を無料で提供してくれる所は、他にない。
大阪市の財政は悪化しているとはいえ、
文化面ではかなり鷹揚であるといえる。
しかし、玉麗会の会員は、八尾・千里方面が多く、
長居へはやはり遠い。
その上、駅からかなり歩かねばならない。
長居公園全体の設計者は、
各施設を、もっと駅の近くに建てるべきであったと、毎回思う。
当初53歳であった私も還暦になり、
このところ体調が安定してくれないぐらいだから、
私よりさらに高齢である会員達にとって、
長居での展覧会はそろそろ負担になってきたようだ。
毎年、忙しい思いをして開催しているので
ふと、やめたら楽だろうナと思ってしまう。
しかし、習い事には発表の場が必要である。
他のクラスの人や講師達の作品を見て、発奮してもらう。
見てくれる人達と交流し、非日常を味わってもらう。
何よりも、作品を人の目に晒すことで、
上達するというプラス面がある。
そして、ひょっとしたら習いたいと申し出てくれる人が
いるかもしれない。
会員は多いと、まとめるのが大変であるが、
何を行うにしても強力であることは、言うまでもない。
華やかで勢いがある会には、生徒達の笑顔が絶えないが
衰退すれば、ただのグチ話の場になってしまう。
やっぱりやめたらアカン!
と主宰玉麗は考えなおしてイマス。
今年の玉麗会展が終わったら、幹部達に集合してもらって
今後の展覧会について、相談することにしよう。