本日はお休み。
街中散歩としゃれこんで、雨に備えて傘を携帯。
歩きすぎては足を痛めると聞いている。
それならタクシーワンメーターで、
天六商店街まで。
着いた頃パラパラときたが、
この長い商店街にはアーケードがある。
どっちの方向かさっぱりわからないが、
たぶん南であろう。
両側のお店を見ながら歩くのは、
必然的にキョロキョロという状態。
マア滅多にこの通りには来ないから、
オノボリさんでも仕方ないか。
しかし、何にも欲しいものはなかった。
ドンドン歩くと、
私の絵ハガキを置いてくれている店があった。
もう5年くらいになると思うが、
初めて立ち寄った。
雨が止んでいたので、
帝国ホテルへも寄ってみることに。
けれども空は又少しずつ暗くなり、
雷まで鳴ってきた。
間に合いますようにと歩を速め、かろうじてセーフ。
広場の所でザーッときた。
ここへ来たものの、
私のサイフで可能な店はただ1ツ。
“カラカラ”というタオル用品ショップである。
入るなり、
トルコブルーの縁取りがオーストリッチ皮という
とても鮮やかなバッグが、目に飛び込んできた。
以前の私なら、到底持とうとは思わなかっただろうけれど。
イイナ コレ。
雨が小降りになり、“セーヌの畔”でお茶もしたことだし、
帰ろう。
家ではサプライズが待っていた。
1ツ目の鍵を開けたら、
風太の声が玄関の方へ近づいてくる。
2ツ目ガチャ、でドアに飛びついた様子。
「エ?お姉ちゃん帰ったの?風太クン」
風太の答えがあろうはずもなく、
中に入ってやっと分かった。
きのう出来たことは、今日はカンチン!なのだ。
しかし、着地点となるソファは離しておいたはず?
ヤツは助走もなく、
70センチのハードルを飛び越えた!!
アッパレ 風太。
明日からは、ケージにフタをせねばなるまい。