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円光寺の絵  余話

龍の絵を描いた間、リビングがアトリエになった。

いつもなら、風太は娘の部屋とリビングを走り回ったり、
寝心地の良いところを選んで横になっている。

それなのに閉め出されてしまった。
その上、お母さんとお姉ちゃんが、何やら一所懸命動き回っている。
犬ながら、「ボクも何かしたい」と思うのであろう。
とにかくうるさい。
ケージへ入れて教室へ運んでも、黙ってはいない。

1日目はそれでも何とか凌いだが、
2日目から気が散るので、とうとう浴室へ閉じ込めることに。

最初のうちは、扉に跳び蹴りを入れたり、ガリガリ引っ掻いたりしていたが、
そのうち諦めておとなしくなった。

洗面所へ行くと、曇りガラスを透かして、
チンと座っている姿が見える。
時折「クィーン クィーン」と鳴いたりする。
ちょっとかわいそうではある。

休憩時には出してやる。
いや、出してやらねば大あばれなのだ。
つまり、ボクにもおやつをちょうだい、と主張する。
10時と3時、かなり正確に。

と、マア、大変だったのは、描いてる人間だけではなかったということで、
子供達の絵には時間がかかり、
龍の方は場所取りで頭が痛く、
完成する日まで、我が家はてんやわんやの日々を過ごした。

後始末もやっかいで、エアーブラシの墨があらゆる所に飛散し、
1度や2度の拭き掃除では、きれいになってくれない。

自宅へ来ている生徒達は絵を見たいと言うし、
徳島まで行けそうもない友人、知人も同様である。

わかりました。
1日用意します。
その日に合わせて記録撮影も済ませてしまおう。

龍の絵は大きすぎて、我が家のカメラマンの手には余るので、
同級生のプロにお願いすることになった。
娘と2人で絵を運び、スタジオで撮ってもらう。

そして今月末住職に手渡したら、すべて終了。

ゴールデンウィークはいつもどおり、
後期手本を制作する。
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玉麗

  • Author:玉麗
  • 大阪在住の水墨画家。
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