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日本画家は長命?

堀文子展(兵庫県立美術館)へ行って来た。
80年の画業、膨大な数の展示物である。
ちょっと疲れて歯が浮いた。


私はいつも流し見?する。
気に入ったものだけもう一度見る。

たいていの場合、図録も買う。
しかし今回は数が多いからか、
写真が小さいのでやめた。
絵ハガキやその他、何も買わなかった。

気に入らなかった訳ではない。
好きなのは何枚かあったが
なぜかその絵の絵ハガキが作られていなかった。


同業の友人と2人で行ったのだが、
彼女の方はゆっくり観るため
私よりかれこれ30分も遅れて出口に現れた。

帰路、足が痛いという。
私の方は先に出てイスに座っていたので、
平気であった。


というより、
この頃やっと効果の程を感じている、
寝る前の室内15分歩き。
この差なのだと思う。

体力には全く自信がないが、
続けることでささやかな力が生まれる。
どれぐらい前から始めたのか、もう忘れた。
今ではベッドに入る前、
無意識に体が動くまでになっている。



ミジンコや花札まで描いている。
同じものは描かないそうだ。
興味が刻々と移っていくらしい。

画家は90歳をはるかに越えて、
今なお健在であった。


私が好ましく思ったのは、
右手を気の枝に掛け、立ってポーズをとる猫の絵。
わずかではあるが、
笑っているような口許と、体の模様が印象深い。

(玉麗)

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