ベッドに入る前にいつも風太の様子をみる。
娘のベッドでグッスリ？寝ている。
たいてい横向きで、頭部を出している。
稀におしりが出ていることもある。
ウチの子は目がさめている間はずっと動いているので、
静止した状態を観察することが出来ない。
寝ている時しかチャンスがない。
で、そうっとふとんをめくって、しげしげと見入り、
かわいいナアと納得する。
飼い主にしかわからない心情ではある。
アトリエに入ると右手奥の壁にピクチャーレールがあり
そこに空翔ぶ風太と風子ちゃんの絵が掛けてある。
風太は７ヶ月で去勢手術をさせてしまったせいか、
女の子にまるで興味がない。
というより、犬を仲間だと思っていないのかもしれない。
せめて絵の恋人をと、風子ちゃんが出来上がった。
私たちが勝手に楽しんでいるだけではあるが。
風太が１度だけ、
ミニチュアピンシャーの女の子に近寄ったことがある。
２匹共、あっさりしすぎて、
一度嗅ぎ合っただけで飼い主のもとに戻った。
小型犬は年を取っても若く見える。
何やらムニャムニャ言っている。
おやつの夢でもみているのだろう。
（玉麗）
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