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才ある人を想う

作品と言われるものには、創った人のすべてが現れる。
絵は特にそれが顕著に出る。

文章教室へ通っていた頃、軽妙洒脱の境地が理想と言っていたが、
絵でもそうありたいと思ってはいる。
思っていてもなかなかそこへは至らないのが世の常だ。

“応挙と芦雪” の本に目が行く。
非の打ち所がない円山応挙、
対して弟子の長沢芦雪は師のすべてを受け継ぎながら、
心ゆくまで遊び心を解放している。

天才と奇才の展覧会では圧倒されっぱなしだった。
その時、2人共後の世でまさか並べて人の眼にさらされるうとは
思いもよらなかっただろうと、ふと思ってしまった。

私の師、山田玉雲先生は、端正に品格を添えた絵を描いて
私たちを魅了した。

晩年は、品のある軽妙洒脱の世界を弟子達に見せて下さり、
才ある人の行き着くところはやはり、と思ったものだ。

ひたすら走り続けてきた私の絵には、
クソまじめの域を出ない堅さがある。
25年ではまだ無理なンだろう。

デパートでの個展から卒業したら歩くことにしよう。
走っていては見えなかったものにひょっとしたら気が付くかもしれない。

(玉麗)

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