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「ほんの、雨」「本能の雨」今日は2本仕立て!

『ほんの、雨』

龍が来た!

都会の明るい夜にも、ソレとわかる閃光が走り
雷鳴が轟く。

彼(か)のものが登場する時は、
それなりの華々しい儀式を必要とするようだ。


バリバリッ と激しい音がするのは雷だけではなく、
雨が地上のものをたたく音でもあった。



しかし、あまりにもあっけなく退場してしまった。

ものの5分も降っていたかどうか。


これでは地表を濡らしただけにすぎぬ。

まことに気まぐれな仕業を残しただけで、
龍は又、円光寺の天井へ戻って行ったのか。


さきほどのように、
フラッシュをたいた程度の光が水先案内をしたところで、
龍は本来の力を発揮出来ないのだ。


天を2ツに裂く稲妻が走ってこそ、
龍は生き返る。


「天気予報通りの仕事はしましたョ」

きっとそんな言い訳をしていることだろう。


出直しておいで!!

(玉麗)


********************************


『本能の雨』


娘「行ってきます」

母「今日は雨ふるらしいよ カサ持っていきなさい」

娘「え〜ほんま〜誰が言うたん」

母「天気予報」

しぶしぶ・・・・

娘「ただいまーもーふれへんかったやん」

母「雨マーク出てたんやけどな」



これが天気予報にまつわる、よくある日常。



ところがところが。

雨マークの週末、1週間前。


母「ほんまに雨ふるんかいな」

娘「予報は雨マークやん ふるやろ」


雨マークの週末、3日前。


母「あっついわ〜こんなんで雨なんかふるんかいな」

娘「予報は雨マークやん 天気予報好きやんか」


雨マークの週末、ついに明日。


母「これはあかん、ふりはせん」

娘「なんでやねん!ふるって!雨の匂いするやん!」


なんだ。

いつもは天気予報のお世話になっているのに
あまりの暑さに、
信じる気持ちを忘れたか。



むしろ、ふだん適当な私予報が
今回は天気予報と握手した。



毎日みる、夕暮れどきの空の色。

風がはこぶ、空気の匂い。温度。



いわば、野生の本能。



それではずれても、ただそれだけのことさ。




出直してこいと言われた龍はいまいずこ。

小雨をふらしつつ、雲は明るい。


娘「もうすぐやむよ」


(雪)

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