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弘法、筆を選ぶ

水墨画、墨彩画を描くには
いろいろな道具が必要です。


玉麗会のホームページの、「道具の選び方」(←クリックするとページが開きます)
でも触れていますが、
中でも筆はとても大切な道具です。



高価なものを買う必要はありません。


大切なことは、大事に扱うということです。





教室で使われる方がほとんどだと思いますが、
筆巻にしまった筆は、家に帰ったあと
必ずいったん出して乾かして下さい。


DSCF3974.jpg

筆巻の中で、こんな風になったまま
ほったらかしていると、
髪の毛のねぐせと同じく、この形のまま、乾いてしまいます。


DSCF3979.jpg

毛がからまってかわいそう・・・・
これも、抜け毛の原因となります。





また、十分乾燥させないで

湿った状態で放置すると・・・・・・



DSCF3975.jpg

こんな風に、根元が割れてきたり、


もっと最悪なのは、


DSCF3976.jpg

すぽっと毛が抜けてしまいます!

こうなると、筆の寿命です。


(先日の体験会で、殉職した子です。)



筆は動物の毛を使っていますので
人間の髪の毛のように繊細です。


洗剤を使ってはいけませんが、
毛の中に残った墨や絵の具をよく取ってあげないと
痛みやすくなります。



DSCF3973.jpg

筆はきれいに水で洗ったあと、穂先を整えておきましょう。


DSCF3980.jpg

ずらり、勢揃い。
きれいに洗って、穂先を整えてやりました。



ちなみに、

今日の出演者(筆)は、みな体験会用のものです。
私たちのお下がりや、また新しいものも使っているので
体験会用とはいえ、みな良い筆です。


でも、
初心者や筆の扱いに慣れていない人が使用したあとは
上の画像のように
毛がからまり、ぼさぼさになります。


そうなる理由は、描くときにとても力が入ってしまうことが
原因のひとつです。


紙に押さえつけて描くので、
どうしても、痛みが激しくなるのです。


DSCF3981.jpg

洗って整えた筆は、よく乾かします。

吊るして干しますが、
こんな風にペン立てのように乾かしてもokです。

要は、しっかり乾かすことです。



そうすると・・・・・



DSCF3982.jpg

乾いたあとも、毛並みが揃ってとてもきれい。


お疲れさま!
いつもありがとう。




厳しい言い方ですが、
道具を汚いまま、乱暴に扱えば
絵も必ず汚くなります。


もうひとつ。
筆は上の殉職した子のように毛が抜けない限りは、使えます。
穂先が丸くなっても、ぼさぼさになってきても
すぐに捨てないで下さい。



道具は大切に扱って下さいね。

(雪)

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いつもありがとうございます。


水墨画・墨彩画 玉麗会
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