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四季の姫のストーリー⑫

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この物語は、澁谷玉麗の完全オリジナルです。
毎週日曜日に更新します。

過去のストーリーを読みたい方は、
ブログの右側の「カテゴリ」の中より、
「四季の姫のストーリー」をご覧下さい。

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(登場人物)

四季神家:父神
     母神
     一の姫(冬) 供・・・白狐「冬衣(ふゆぎぬ」
     二の姫(春) 供・・・駿馬
     三の姫(秋) 供・・・鳳凰
     末の姫(夏) 供・・・龍
     
四季神家に仕える者:
     ぼたん老女
     ふたりさくら子
     加牟豆(かむず)

     冬の社の主神
     少名神(すくながみ)・・・(冬の社の主神の従兄弟)
      



「冬の姫と春の姫」⑤


「建速(たけはや)と呼んでおります」

二の姫は眼を輝かせた。

「この馬が空を飛ぶのは知らなんだ
明日、父神さまに走り方を教えてもらうことにしよう」


一の姫と二の姫は並んで建速に乗り、
四季神家へと向かった。


ふたりさくら子が真っ先に一行を見つけ、
ぼたん老女に伝えた。

ぼたん老女は父神と母神に急いで知らせたので、
加牟豆が「姫さま達のお帰りでございます」
と先ぶれすると、
四季神家の皆々が並んで迎えた。


母神は一の姫の体を気遣った。
父神は、一の姫から主神が消滅したこと、
少名神が現れたことなどを聞き、
ひと回り大きく成長した一の姫にねぎらいの言葉をかけた。

「御苦労であったの
一の姫は次の年から、冬の社の祭司をすることになろう
少名神が諸事万端、心得ておられるゆえ、教えを乞うことじゃ
移動の術(すべ)も会得したようじゃな
そなたはもうすぐ10歳になる
下の姫達の手本となるよう、励むがよい」


「父神さま、春姫が建速を飛ばせたいと願っております」

「そうか 今日から春立つ日であった
ではこれから、建速が空を飛ぶよう、調教致そうか」


(by 玉麗)


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