玉麗会へ入会しようと思い立った訳は、男性と女性で少し違う気がする。
女達は、主婦が多いせいもあるだろうけれど、無邪気でシンプル。
きれいな絵が、チョコチョコと描けるようになりたいナ。
こんな感じ。
対する男達は夢がデカイ。
自宅の襖に水墨画を描きたい。
孫に掛軸を残してやりたい。
「いつかきっと描けますよ」
私は笑顔で引き受けることにしている。
しかし、今のところ特別教室に参加して、大きな絵に挑戦している人は、
圧倒的に女性が多い。
男の人達もドンドン参加して欲しいものです。
さて、どこでどのようにして玉麗会を知るのか。
となると、募集広告、体験会、口コミ、その他様々である。
最近はパソコンで知ったという人も、チラホラ現われた。
個展会場で私に会い、「先生に惚れこんで入会したんですよ」
と言ってくれる人もいて、うれしいことだ。
工事後、アトリエを片付けていると、
ああ、こんな時もあったナァという資料が出てきた。
手本原画が残っているのは、1990年から。
それまでは1人1人に描いて渡していたので、残念ながら手許にはない。
いろいろあったナァとしみじみ思い出している。
玉麗会はもうすぐ20歳になる。