各教室を月1回休むことにした。
体力がなくなった私は、
個展の作品を描き、教室で生徒達に接するという両立が、
難しくなった。
今秋、あるいは年明けに作品展を予定しているので、
そろそろ準備しなければならない。
まずは後期の手本づくり。
昨日今日とがんばって、5枚出来上がった。
少し前までは、1日に5枚ぐらいへっちゃらだったのに、
もう人差し指が痛い。
テキメンである。
歯がゆいけれど、これが私の体力の精一杯なのだと、
認めざるを得ない。
無理すれば、又めまいに襲われる。
娘をバックアップしながら、励ましながら、
自分自身は歩をゆるめて、ゆっくり歩くように努めなければ。
同級生に、至って明るくのんびり、前向きな人がいる。
「これから楽しいことがいっぱいあるのに、元気だしてよぅ。
暗いこと言うとったら、アカンでよ」
徳島弁は、耳に優しい。
心にも。
最近、娘や息子との会話がうれしいのは、
ささいなことに、喜びを見出せるようになったからだろう。
“楽しいこと”というのは、きっと身近に“いっぱいある”に違いない。
「明珠在掌」という言葉がある。
しみじみと意味を知る昨今である。