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いい汗かいて

政治・宗教などについては、
よほどのことがない限り、
立場上、物申してはいけないと思っている。

その他のことも、攻撃的なことは書かない。

そうなると、
自分のことと、花鳥風月、四季折々の出来事が
中心になってしまうが、
日記なのだからいいじゃないかと
考えている。

選挙のさなかであったとしても。


夏休み2日目。
今日は4時頃に自転車で出発。
行き先は、シティーモール。

先日ソファを新しくした。
風太にボロボロにされて、汚くなった上、
ギシギシ音を出すようになったので、
思い切って。

新品が入ったとたん、
風太の目がキラキラ輝き、
私の手を振り切って、ソファへ突進!

ガブリ
と噛みついた。

あわてて抱き上げたものの、
すでに歯の跡がくっきり。
あ~あ ヤラレタ!!

とりあえず覆うものを捜し、
二重・三重に包んで、さらにクッションを置いた。

とにかく、新しいものが我が家に入ってくると、
必ず彼の手荒な検品が待っている。

それにしても、これじゃあナンカみすぼらしい。

そこで、以前見た白いキルトカバーを手に入れるため、
暑い中走ったという訳である。

大川端を走ると、緑が深い。
ノラネコが長々と寝そべり、
カラスが何かをついばんでいる。

ふと見ると、前を行くおじさんの頭に
木の葉が1枚。
まさかしっぽはないだろうネと、
ニマニマしてしまう。

ここは都会の中の森なのだ。
私の好きな道のひとつ。

思うものを手に入れての帰路、
犬を散歩させる人達が行き交っていた。

大きなゴールデンレトリバーに、
ミニチュアダックスが吠えている。
3匹も連れて歩いている人もいた。

そうだ
このカバーをかける時も、
風太が「手伝う」とウルサイことだろう。
そんなことを思いながら、
ゆっくり自転車のペダルを踏んだ。
プロフィール

玉麗

  • Author:玉麗
  • 大阪在住の水墨画家。
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