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個展 観る人、催す人

『応挙と芦雪』展を観た後、
「まさか200年後に2人の作品を並べて展示されるとは
思っていなかっただろうねェ」
「弟子の方が上手やナァと言ってた人もいたよ」
こんな話をした。

応挙はまじめ、芦雪は軽妙と感じた人も多いと思う。
大家の絵を前にした時は、何を言っても許される。
ゆるぎない技量とセンスと歴史は、誰にも傷つけることの出来ないものだから。

しかし、現代に生きる作家の個展会場では、
滅多なことは口にしない方がいい。

描いた本人は、やはりゆるぎない自信に満ちていることだろうから、
「素人が何を言うか」と心の中で思うぐらいであろうけれど、
弟子達にとっては、“わが先生を貶めることなどあってなるものか”と
ひと悶着あるやもしれぬ。

感じたことは心の中で呟くだけ。
それが観せていただく側の礼儀でもある。

ある作家が話していた。
「個展の案内状は買ってくれそうな人にだけ出すんです。
買いもしないで文句つける人には、見てもらいたくないから」

ごもっとも。

デパート、街のギャラリー、公営の展示室、
いろんな所で毎日いろいろな個展が開催される。
入場はほとんどの場合、無料である。

来なきゃよかったというのもあるかもしれないが、
こんな素晴らしい絵をタダで観せてもらえるなんて!と思うこともある。
前述の画家の言葉も、同じ立場である私にとってはよくわかることだ。

個展会場で色紙を安く売ることがある。
手本として描いたものなどで、作品というほど力が入っていないモノ。
初日にほとんど出てしまう。

後から来た人は、「ああ 観たかったのに。最後まで置いて欲しかった」と嘆く。
これ又無責任な言葉なのだ。

色紙1枚送るにも、手間ヒマ、送料がかかる。
全部観たいなら、初日に行くことだ。

私は反対の立場なので、最終日に行く。
知人の作陶展なら、残っている作品の中で、
私のサイフに見合うものを手に入れる。
ちょっとだけ喜んでくれたら、私もその日1日うれしい。

忙しいのと、体力不足で、しばらく個展を開いていない。
反省。

次回は、初の親子展かな?
さていつのことやら。
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  • Author:玉麗
  • 大阪在住の水墨画家。
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