円光寺の絵が、いつも頭の中の一角を占めているせいで、
今年と来年は、大きな行事を予定する気になれない。
毎年1月の長居展は、生徒の発表会であるから、
キャンセルする訳にはいかない。
そうなると、特別教室を開かねばならぬ。
ああ、頭痛。
否、本当は“ちょっとシンドイけれど楽しい仕事”ではある。
が、今年は…。
極力少なくして、どうしてもという人だけにしてもらおう。
皆さん 御協力下さい。
月末の休日に3枚絵を描いた。
この中の1枚は、10月下旬から近鉄文化サロンに展示する。
講師達の絵を展示するスペースがあり、
勤勉な先生は毎月変えている。
半年も同じ絵を飾っている講座もある。
何となく、力を入れてないのかナァと思ってしまう。
絵を変えたところで、受講生が増えることにすぐはつながらないが
私も2ヵ月に1度くらいは変えている。
忘れていると、講座生から
「先生、もうあの花散ってますけど…」
なんて言われる。
“季節のものを描く絵”とのキャッチフレーズを添えたので、忙しい。
クリスマスローズを描いた。
この絵は来年の秋、生徒達の手本になる予定。
もう1枚、森のフクロウを。
これは新緑の頃がいいだろうと思っている。
描きながら、
「何をやってるンだろうネ。早く襖の下図に取りかかれば。」
とつぶやくもう1人の私。
ソノヒトに、
「今、手本を描いておいたら、お正月はゆっくり円光寺デス。」
と、とりあえず言い訳をしておく。