元気の出るレシピ
暑くなると食欲が減る。
ツルリ、アッサリ、少しばかり…
これでは夏バテを呼び込んでいるようなもの。
そこで、ちょっぴり元気の出るものをつくることにした。
教室の帰りに寄った大型スーパーで、ブタバラ肉の塊を買った。
ブルーベリー狩りの時掘ってきたじゃがいも、
(私の好きな里芋も入れる。冬は大根が良い)と一緒に、煮物にしよう。
じゃがいもは皮を剥き丸のまま、バラ肉は2センチぐらいの厚さに切る。
まず、肉を3分ほどゆで、ザルに上げる。
臭みと余分な脂肪が取れる。
肉をナベに戻し、じゃがいもを入れて、かぶるぐらい水を入れる。
煮立ってきたら、酒・砂糖・醤油を入れて、好みの味を作る。
黒砂糖を使うとコクが出る。
ナベにフタをしたら、最弱火にしても、厚手ステンレスナベだと
中味はフツフツと煮立っている。
丸のままのじゃがいもが柔らかくなったら、OK。
あっさりが好みならこの辺で、トロリが良いならもっと煮詰めて。
わが家の定番料理の1ツ。
和辛子を添えても良し。
しょうが、みょうがなどを入れるのもオツなもの。
ブタ肉はビタミンが多いと聞く。
クーラーで冷えたからだには、温かい食べ物の方が合っているだろう。
残った煮汁は捨てないで。
冷蔵庫に保存し、翌日、ナス・とうふなどを煮ると、うま味が染み込んでおいしい。
夏場に弱い私の体は、すでに少々ヘタッている。
今夜の手作りが、効きますように。
食卓の提案
職業柄、頂き物は普通の家庭より多い方だと思う。
やはり菓子類が一番多く、そのほとんどは、
教室で皆さんにお茶と一緒に提供する。
ア、コレ大好き!というのは稀である。
そのため私の口に入るのはごく一部ということになる。
海苔を頂くこともある。
味付はすぐなくなるが、焼海苔がどうしても残ってしまう。
先日、巻き寿司用にも使える大きさのものをもらった。
ちょうどサラダを作ったので、海苔の上にごはんを薄くのばし
野菜とハムをのせ、からしマヨネーズをちょっとつけてクルッと巻いた。
お茶椀1杯で3本くらい。
各自食卓で手巻きするので、熱々のごはんでも
海苔が湿る前に口の中へポイッと出来る。
各々別々に食べるよりウンとおいしいことを発見!
この方法だと、焼き海苔が残ることもない。
トーストにはマーガリンかバターとジャムを塗る。
その上に、到来物のリンゴをスライスしてのせる。
リンゴだけ食べるよりさらにおいしくなるので、何だかうれしくなる。
夏は素麺、冬はお茶、ときめて送って下さる方がいる。
わが家にはとってもグッドな贈り物といえる。
コーヒーや紅茶のプレゼントもいいけれど、好みがある。
コーヒーを飲まない(飲めない)私のような人もいるので、
来客の多い家への贈り物は、何といっても日本茶が一番!です。
普通のごはんで手巻き寿司風、トーストにリンゴ、
やったことない人はぜひ一度お試しあれ。
リンゴをバナナに変えてもけっこういけます。
その場合、ジャムは不要デス。
念のため。
食べる
バラ肉、トリ肉、ソーセージ、ピーマン、サツマイモ、
シイタケ、ナス、ソラマメ、シシトウ、ナン、焼おにぎり、等など。
食材が所狭しと並べられている。
我がマンション恒例の、若葉の頃のバーベキューパーティ。
参加を申し込むと役割があって、私の仕事はトリモモ肉の下ごしらえ。
ローズマリーの葉、オリーブオイル、塩こしょう、にんにくなどをすりこみ、
皮側を外にして2枚をツマヨウジでとめる。
これをホイルに包み、鉄ナベに入れて焼く。
こんな時もいつものコンビが大活躍。
今日は雨がパラついていたので、テントが用意されていた。
驚いたことに、支柱がない。
テントではなくブルーシートだったのだ。
身軽な1人が木に登り、四隅を結わえて一丁上がり!だったらしい。
おかげで濡れることも、火が消えることもなかった。
T夫人は手作りのそばサラダ、グリーンサラダを持参してくれた。
いつもなら、焼きたてのパンも加わるところだが、
職人はだしの人が所用で不参加となり、残念ながら今回はナシ。
ビール、ワイン、日本酒、ウーロン茶。
各自好みのものを飲みながら、話が弾む。
「野外で食べる」この非日常感が、食欲を旺盛にするらしい。
それにしても、食材調達係を引き受けてくれたHさん、Mさんのお2人には、
いつもながら感心することしきり。
用意された食べ物は、全部と言ってよいほどなくなっていた。
このピッタシ感覚!!さすが!
ブルーシートは取り外しもカンタンで、バーベキュー用の諸道具を分担して運び、
雨が本降りになる前に帰ってきた。
もうすぐ日照りの日々がやってくる
この時期、いろいろなものを頂く。
菓子類が多いが、素麺やお茶を頂戴すると、重宝する。
今日は重箱に、炊き込みご飯を詰めて持参してくれた。
贈り物はその場で開けて喜ぶことにしている。
まだほんのり暖かい。
すぐ食べられるようにと、箸まで用意してくれている。
それでは早速!!
他の生徒達が教室に入ってくる前に、2口、3口、
おいしっ!
作ってくれた人は満面の笑み。
私と娘はとてもうれしい。
昨夜は涼しい風が吹き抜けて、扇風機もエアコンも必要なかった。
今年の梅雨は、夜にかけて雨が降り、翌朝は晴れることが多い。
畑仕事をしている人が、
「今年は野菜が大きくなるのが早いけど、草もよう生える」と言っていた。
雨は降りすぎても、降らなくても困る。
自然との共存を模索している時代がやってきたが、
そうスンナリと事が運ぶとは思えない。
時に穏やかに恵みを与えてくれても、同時に雑草取りの重労働をつれてくる。
気まぐれで凶暴で、手に負えないのも自然の持つ力だ。
もうすぐ太陽に焼かれて喘ぐ季節がやってくる。
このところ良好である私の体は、熱さの前にはひとたまりもない。
今夜は頂いたおいしいご飯に、元気が出る献立を考えて、
暑さに向かって体力を蓄えよう。
魔法の秘薬を召し上がれ
今年もブルーベリーの季節がやってきて、15キロほどの藍色の実がドーンと届いた。
友人・知人に、今回は奮発して550g入りを贈ったところ、感激してくれた。
半分はジャムにする。
というのも、ブルーベリーは樹で熟したのを採るため、すぐ傷んでしまう。
遠方の人へはジャムにしてから送る。
大粒でしっかりしているのは生で食べるため、
届いたその日に洗って選別し、ジャム用はすぐ大きなナベ2ツで煮る。
濃い紫色になった実がグツグツと煮立つ。
お玉で掻き混ぜると、中は透き通ったルビー色。
娘が傍に来て、「魔法の薬みたいやナァ」と言っている。
ホント、魔法使いが若返りの秘薬を作っているみたいだ。
眼にいいアントシアニンが含まれているらしいから、
やっぱり若返りのおいしい薬といえる。
とはいえ、私は朝から4時間以上立ちっぱなし。
ちょっと休もうと思ってソファに横になろうとすると、足がつってイタタタタッ。
体全体が若返る薬ってないのかねェ。
トカゲのしっぽとか、ヤモリの黒コゲ、コウモリの卵??
若い頃は変なニオイ、変な味、変な形、みんなダメだったけど、
もうこの年になれば、多少のことは鼻をツマんで、エイッ
なんだけど…。
| Reset ( ↑ ) |
Older >>