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犬のこと

わが家の愛犬は体は小さいけれど勇ましく吠える。
番犬としてりっぱなものだ。
愛嬌もたっぷり。

女=リビングにハーフケットを敷いて体操を始める。
犬=じっと見ていたが、やおら走り出す。
   自分用の小さな毛布をくわえて登場。
   「女」の横に寝転び、両手で毛布を押さえてチュウチュウ噛み噛み。
   ドラえもんみたいなしっぽが時々ピコピコ動く。

パントマイムの一場面みたいである。
それも喜劇の。

澄ました顔して

下ネタをひとつ紹介したい。
と言っても、眉をひそめる類のものではない。
犬もプウをするという話。

娘が外出する時、わが家のワンコは一緒に行きたい。
後を追って玄関へ行こうとする。
ところが、最近はゲートを置いてあるためそこでストップする。

風太の跳躍力をもってすれば、難なく超えられる程度の高さだが、
「ダメ」ということはキチンを理解をしているので、
クンクン言いながら、立ち往生している。

頭部を低くして下から覗く。
当然おしりが上の方にあがる。

すると、小さな音がした。
プ プッ

「ウン?風太君 プウしたの?音がしたヨ」

人間のソレはめずらしくも何ともないが、
風太の音はあまりにもかわいい。
後で娘に話してやると、聞きたかったと残念がった。

そして数日後、待ちに待った?その時がきた。

風太がしきりにベッドの下を引っ掻いている。
私の顔を見て、ワンワン鳴く。
行って覗くと、おやつのガムが奥の方に入って、
自分では取れない様子。
ちょっとだけ前に出してやり、「風太、ホラここ」と言うと
顎をピタッと床につけ、ベッドの下を覗き込んだ。

プ  プ ププ ププ プッ

ヒャーッ!!
風太クン、音でたヨ!
爆笑とはまさにこのこと。

彼は笑いころげるお母さんとお姉ちゃんを見て、
次に自分のおしりを見た。

風太6歳8ヶ月。
イケメン、モデル体型。
背後から近づくと警告されることから、最近娘は彼のことを
「ゴルゴ フーティーン」
と呼ぶ。

2人3脚のワナ

新しいテレビになって、録画がおぼつかない。
再生もしかり。
で、娘に何度も尋ね、自分でもイヤになってメモすることにした。
何とかうまく観られるようになった。

機械オンチを自慢しても仕方ないが、パソコンなど言わずもがな。
この原稿は、書いて渡すと娘が処理してくれる。
つまり作者が入力していない。
そこで時折、「何でこんなことになるの?」と
首を傾げる怪しげな箇所が出現する。
怒るより、むしろ笑うことの方が多い。

「私の指の動きの速さに、パソコンがようついてこンみたいやヮ」
娘は涼しい顔をしてこう言うが、
原稿をよく読まず、カチャカチャやっているせいでもある。

これが勤務していた会社だと、そうはいかなかったろう。
しかし私とて、彼女の上司ならパソコンぐらい
使えなくては威張れないだろう。

意識しないところで、娘に、母に寄りかかっている。

今朝、何日か前に頼んでおいた書類が出来ていなくて、
ハハは憤慨。
言葉にすれば険悪になると、ムッとした顔のまま、
作った食事の何とまずいこと!

が、わが家はみんな時として、ノーテンキになる。
ワンコが気まずさを取り払ってくれることもある。
そんな訳で一触即発的状況下に陥っても、
そう長くは続かない。

同じ仕事をしていると、2代目は何かと気苦労が多い。
かと言ってボケるまでは、親の方とてポケーッとしてはいられない。
マア 何とか力を合わせていきましょか。

と言う訳で、時折の変換ミス、余分な字句等は
パズルと思って御判読のほど。

息切れか?

夏の終りに、少しぐらいならはしゃいでもいいかナと書いた。
しかし…

マンションの気の合うメンバーとガーデニングに精を出した翌々日から、
又しても調子が狂ってきた。
体力だけなら「アー疲れた」で、2、3日休養すれば終わるだろうが、
私の庭ではないので、何かと気を遣う。
そんな時に限って仕事が急に忙しくなったり、ボランティア活動が入ったりする。
重なると、テキメン。

私の体力、気力は確実にバアサンへの道をひた走っていると、
思い知らされた数日であった。
まだ少し尾を引いていて、頭が重く、動きが鈍い。
私が行く予定であった教室は、娘が代役してくれた。
その後も、彼女は千里へ飛んで行って、慌しい思いをしたことだろう。

さてわが家のワンコは、7歳3ヶ月。
長い足で駆ける姿は、今も「疾走」という表現があてはまる。
元気で食欲旺盛。太らせないよう、気を遣うほど。
しかし、昼間はよく寝るようになった。
昼食後は3時間ぐらい、ぶっ通しで眠っていることもある。
夕食後もゆったり横になっている。
ミニチュア・ピンシャーはちっともじっとしていない犬種で、
かなりイラチな上、ひょうきんでもある。

しかし、落ち着きのない犬でも7歳になると変わってくるのだ。
(人間でいえば50歳くらいか)
瞬発力だけで持久力のない私が、よくぞまあ18年余りも、
風太が駆け抜けるように、全力で走って来れたものだと思う。
きっと今は息切れしている時期なのだ。

私がソファで横になると、すぐ風太が寄ってくる。
「かあさんとおまえの年が一緒になるのは、あと何年だろうネ」

結露対策

一戸建に比べて、マンションは冬暖かい。
特に東南の角部屋は、その割合が高いと言われている。
しかし、外気温と部屋内の温度差が高いほど、結露しやすい。

わが家は水分の出るガス暖房は使用していない。
それでも冬場は、毎朝バスタオルで窓拭きをしなくてはならないほど、
窓ガラスに水滴がついている。

今年1、2月は冷えたので、それはひどかった。
北側に面しているクツ箱の中まで、湿気がやってきた。
東側の壁にくっつけて置いてある収納庫。
この中には紙類がたくさん入っている。
なんと、それらがしっとりと湿気を帯びてきた。
今までこんなことになったことがなかったので、驚いた。
移動したり、扉を開けたり、除湿剤を置いたりと、大変であった。

今期は、暖冬とのことであるが、やはり対策が必要で、
それも根本的に改善が必要だ。
なにしろ、紙は私達にとってなくてはならない大切なもの。
本格的寒さがやってくる前にと、業者を呼んで見積もってもらった。

紙類の収納庫を廊下側へ移動し、本箱と交替させる。
この本箱は、私と娘で使いやすいように改良したものだが、、
本が増えてもう収蔵しきれない。
この際にと、本棚を作ってもらうことにした。
ついでにアトリエの入口扉も引き戸に。

そうこうしているうちに予算を少々オーバーしたが、
満期になった火災保険を使えば、何とかなる。
そんな訳でもうすぐ工事が始まる。
2~3日かかるとのこと。
カンカン、トントン鳴り出せば、隣近所うるさいことだろうが、
御容赦のほど。
プロフィール

玉麗

  • Author:玉麗
  • 大阪在住の水墨画家。
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