にわか大工:その2
スライド式本棚をバラしたら、
四つの箱になってしまった。
スライド部分の二つは、思い切って捨てる。
大きい箱は横に倒して、今までどおり本棚に。
さて小さい方の箱。
裏側を補強して内部の仕切りを取り去った。
横にしたり、ひっくり返したりしているうちに
ポッとアイデア。
丸めてあるものの少々ジャマになる
紙類を入れよう。
(なにしろこれも数が多い)
「ハハハ、いいねェ 全部納まった」
ところでコレ、どこへ置くの?!
楽しいこと
7月1日から夏のバーゲンが始まっている。
毎年、夏・冬のこの催しを楽しみに待って、
初日にはスッ飛んで行く人の一人である。
ところが2、3年前から少しずつ熱がさめてきた。
欲しいものが見つからないというのも理由のひとつだが、
疲れる。
その上に、近年梅田界隈が目まぐるしく変化して、
どこを歩いているのかわからなくなる。
老いた証拠かと少々寂しいものの
その分、家の中のことに気が向いてきた。
限度のあるお金は、わが家にこそ有効に使うべき。
家の中を整え、ベランダに花をいっぱい植える。
テーブルを持ち出してお茶など飲めば、
ウーン、映画のワンシーンみたいではないかと
一人悦に入りながら。
友人のこと
親しい友人が何人いるか。
あまり多いと付き合いが大変だが、
少ないよりは多い方がよい。
私の友達に奇人変人はいないと思うが、
皆それぞれに個性的ではある。
どの人も人生を楽しむ術を知っており、
会うと思わず笑顔になる。
個展があれば来てくれる。
ふところ具合に応じて買ってもくれる。
有難いことだ。
この人達に助けられ、生徒達に応援してもらって
現在の私がある。
ありがとう、皆さん。
あー疲れた
絵を描くことの他に、教えることも仕事ゆえ
当然のことながら生徒と接する。
材料屋さんも出入りする。
電話がかかる。
宅急便が届く。
管理室へ用事。
電話を3本かける。
又、電話が鳴る。
犬が吠える。
ピンポーンと誰か来る。
犬が吠える。
ピンポーン はいはい、わかっています。
こんな時に、又電話。
来客2人。
何と慌しい1日だったことか。
憧れ
見ばえがあって、私が加筆してもあまり目立たない絵。
そんな絵を特別に教えて下さいという人は
比較的楽である。
ところが、みんな目だけは肥えているから
墨だけでバシッと決めた絵というのに憧れる。
「これを描きたい」と特別教室にやってくる。
困ったナァと思いながらも
3時間余の間に一枚の絵を仕上げる努力を
しなければならない。
憧れを実現させてあげるのが
私の仕事。
けっこう苦労してます。
| Reset ( ↑ ) |
Older >>